【メモ】XAMPPのPHPのバージョンを変更する方法

WordPressは(ver.6.1.1時点において)まだPHP8に完全対応していない

新しいパソコンでXAMPP入れて、ローカルにクライアントのミラーサイトを作ったところ、なんかエラーが出てくる。

調べたところ「まだ完全対応してないよ」ということなので、WordPress使う場合のPHPは7系を使いましょう。

 

XAMPPのPHPをダウングレードしたい

ということで調べた結果をいかにメモしておく。

1. 旧バージョンのXAMPPをダウンロードする

以下のページで

https://sourceforge.net/projects/xampp/files/

自分のOSのXAMPPを選択する。

 

リストに表示される名前の数字がPHPのバージョンとなっている。7系の最新版を選んで、.zipファイルの方をダウンロードする。

ダウンロードしたらデスクトップとかダウンロードフォルダのような、xamppをインストールしていないところに展開する。

2. 現在のPHPディレクトリと設定ファイル名をリネーム

※XAMPPは終了させておくこと。

  1. /xampp/ ディレクトリ直下の /php/ ディレクトリをリネーム。(php816など、バージョン名を追記すると後々分かりやすいと思う)
  2. /xampp/apache/conf/extra/ ディレクトリ内の httpd-xampp.conf をリネーム。

3. 1.でダウンロード・展開したphpディレクトリと設定ファイルを所定の場所にコピー

これでxamppを動かすと、新たに入れたPHPの方が動く。

確認するには、XAMPPのコントロールパネルから「shell」をクリックして、出てきたコマンド入力画面で、php -v と入力すれば使われているPHPのバージョンが分かる。

補記

アプリ開発者など、頻繁にPHPのバージョンを変更しないといけない人たちの場合は、新たに入れるPHPにもバージョン番号を付与して、コマンドプロンプトで「シンボリックリンク」を変更する方法を取るのが良いらしい。

XAMPP PHPのバージョン切り替え方法 - Laravel学習帳

私のようにWordPressしか使わねーよ、みたいな人の場合は、シンボリックリンク変更したことを忘れて後々厄介なことになりかねないので、単純にphpディレクトリと設定ファイルを入れ替えるだけにした方が良いと思う。

 

今回はダウングレードのやり方、としてメモしたけど、アップデートする場合にも使えると思う。大規模なアップデートが行われた場合には問題が発生するかも知らんけど。