怪しい会社の求人を見分ける方法

※ただしWebデザイン系に限る。
Webデザインを仕事にしようと求職活動していると、“情報商材”を売っている会社に出くわすことがあります。まあ、なんと申しましょうか、「必ず儲かる」系のトラブルを引き起こす会社ですね。
そんな会社に勤めた経歴など、黒歴史以外の何者でもないわけで。「人に傷つけられても眠れるが、人を傷つけたら眠れない。」なんてことわざもあるわけで(合ってたっけ?)、いくら生活に困ってもそこだけは避けたいものです。
そんな会社が出している求人を見分ける方法は以下の通り。

  1. 要求される技術水準に対し、賃金の上限が妙に高い。*1
  2. 他の商材会社と住所が同じ。(違うのは会社名と代表者の名前と電話番号)
  3. 検索すると、関連キーワードに詐欺などの文字が出てくる。
  4. 求人広告に出しているURLとは異なる、商材販売用のURLを持っている。
  5. 商材販売用ページの作りがひどい。(検索よけにほとんど画像で作られているとか)
  6. IT系の会社なのにサイトがない。あるいはただのブログ。
  7. トライアル雇用を併用している。
  8. ずっと求人を出し続けている。
  9. 事業内容に、「マーケティング」「コンサルティング」などと書かれている。

下に行くほど判断基準として弱くなります。大体、4番目辺りまでは一つでも当てはまるとアウト。
基本的には社名で検索すれば、表のサイトに記載されていない商材が引っかかったりします。これで大体スクリーニングできると思います。求人も、おいしい話には要注意。
スクリーニングがうまくいかなくても、面接時に業務内容をしっかり聞いてしっかり断れば履歴書が汚れずに済むのではないかと思います。なお、求職者に考える暇を与えない、食事をご馳走するなどして断りにくくするようにするのも彼らのやり方です。
てか沖縄の場合、求人出してるのはある一つの会社が起源になってるっぽいんだよなぁ。その起源の会社の求人の給与相場は平均レベルまで下がっているし。やり方が巧妙化してきている印象です。
今後は、表と裏で社名等も変えて運用する可能性があるので、会社の代表社名や電話番号などを記録し、照合する必要がありそうです。


・・・嫌な世の中だ。

*1:長くやっているところは平均水準で求人している。