別に読めなくても恥ずかしくはない。
Loading...
どちらかというとタグではないものをタグと呼んでいるあたりが気になるかな。
あとどこから手に入れた知識かは知らないけど読み方は一部を除いてあまり気にする必要はないと思う。
a
アンカーは正式名称。普通はエーと呼んでいる。むしろアンカーでは通じないことが多いと思う。
href
これタグじゃなくて属性ね。
エイチレフ、なんでhだけ別なんだと言うけど、英語では最初の文字だけアルファベットで読むことはよくあること。
元になっているのはHypertext referenceだから、エイチレフと読む方が意味を忘れにくくなる。
ちなみにリンク先を指示する属性にはsrcもあり、ソースと呼ぶらしいが僕はエスアールシーと(心の中では)読んでいる。sorceから来ているから正しくはソースなのだが、タイプするときはエスアールシーと唱えている。
alt
だからそれは属性だと(ry
まあ、オルトだよね。キーボードのAltもオルトだし。オルタナティブ(代替)だからオルトだ。imgタグにはaltを付けろ。中身が空でもaltを付けろ。付けないやつはアレだよアレ。
dir
これも属性(3度目)。
なんか元記事の人がごちゃまぜにしている感じがあるので念のため書いておくと、単にタグというと<>で示された文字列のことを指し、「何とかタグ」というときは通常「要素(要素名)」のことを指す(分かりやすい解説はこちら)。「pタグ(p要素)」、「divタグ(div要素)」ということはあっても、「altタグ」なんて言い方はしない。
dirは滅多に使わないので念のため調べてみたけど、要素としてのdirも、遠い昔には存在していたらしい。しかし今は非推奨要素なので使うべきではない(<DIR>-HTMLタグリファレンス)。
現在HTMLで使うdirは属性において使われているdirのことを指し、このdirは「ディレクトリ」ではない。directionalityのdirだ。(参照)
縦書きサイトやアラビア語など、文字の記述方向を制御する際に使う。
width, height
ウィドスと読む人も多いし日本じゃそれで通じるから気にすんな。ウィズやウィズスやウィスと読む人もいる。英語圏ではウィス(スは舌を噛む発音)とハイトでないと通じないので覚えておいて損はないはず。面倒なので幅と高さと言ったっていい。
i, p, q, u, em, HTML
全部普通にアルファベットで読め。 いちいち正式名称で読むな。これらを全部正式名称で読むやつに出会ったことはない。qをクォートと読んだら「<q>」ではなく「'」の方を思い浮かべる人の方が多くて誤解を招きかねないのでむしろ正式名称で読むべきではない。
別に読めなくても恥ずかしくはない。
大事なのはどうやってうまくコミュニケーションするかという問題であって、正しい読み方なんてのは些末なこと。「正しい」のを知っていても顧客が間違った読み方の方で覚えていたら、そっちに合わせた方がスムーズに話が進むし角が立たない。恥ずかしいのは「間違った読み方」をすることではなく、「通じない話し方」の方ではないだろうか。
そもそも多くのウェブデザイナー・コーダーは正しい読み方なんてちゃんと習わずにやってきた。大事なのは正しく使うことであって正しく読むことではない。