WordPressのカスタマイズに使っている参考書籍3冊

フリーのWeb屋になって、WordPressを使ってサイトを構築1年余りが経ちました。故あって準備不足のまま個人事業を始めてしまったので、この一年はまさに七転八倒


ブログっ気の無いサイトをWordPressで作るには色々カスタマイズしないといけません。ほとんどゼロから始めて現在までの間に助けられた本を紹介します。

ものすごく助かった本

実の所、分からないところややりたいことは、Googleで検索するとかなりの情報が得られ、それでどうにかなるという部分も多いです。特にPHPの記述なんかは、やり方を解説しているサイトやブログからコードをコピペして、というのが失敗が少ないです。


とはいえ、それでは自分が一体どういうプログラムを扱っているのか、というのが全く分からない。ブラックボックスを無責任に使うわけにもいきません。
また、Webからコードをコピペしても、全部そのまま使うことはあまり多くなく、無駄な部分は削除し、必要な部分を残し、あるいは一部変更を加えて、ということが過半を占めます。


そこでお世話になるのがこの本。今の所使用頻度が一番高い本です。

WordPress関数リファレンスガイド

WordPress関数リファレンスガイド

WordPress関数とその役割、コードの例も記載されているため、Webからコピペする際にも、コードの意味が分かるし、使わないコードが何かも判別することができる。
時にはWebからのコピペでは無くこの本のコード例を見ながら自分で必要な機能を組み込むこともありました。
この本には記載されていない関数もありますが、Webの情報を補完してくれるありがたい本です。

PHPのコードの文法などを知るのに助かる本

WordPressの関数だけ知っていてもコードの意味は分かりませんし、自分で書くこともできません。Webからコピペ、では記述の作法が全然違うコードがごちゃごちゃ混ざり、あとから読みにくく、汚いテンプレートになってしまいます。


PHPを基礎から知るために購入した本がこちら。

かなり分厚い本で、まだ全部は読んでいませんが、PHPを読むのに必要な基礎知識から学べます。Webからコピペしたコードを修正するときに必要な知識を得ることができます。

WordPressの入門書

WordPress使い始めの時期にお世話になった本。

WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]

WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]

WordPressについて解説された他のブログなどでもよく紹介されている本です。店頭で他の本と比較して購入しましたが、最初はやはりこの本が良いかもしれません。
デフォルトのテンプレートのコードの意味も丁寧に解説されています。
テンプレートの解説で使われているのはTwentyTen。TwentyElevenをベースのテンプレートとして使うときにはすぐに役に立つというものではありません。
なお、この本の情報だけで行えるカスタマイズはかなり限定的です。
関数についても、最初に紹介した関数レファレンスの本が分かり易く、内容が充実しています。

まとめ

実の所最大の参考書はWebです。
しかし書籍を買って勉強することによって、より体系的な学習を行うことができます。今回紹介した3冊は、今現在使う頻度が高い順に並べました。
使い始めは、逆引きデザイン辞典を、もう一歩踏み込む段階でPHPWordPress関数レファレンスを使うというのがよいのではないかと思います。
もっとも、この手の書籍は読む側との相性もあるので、実際に本屋さんに行って読み比べて買うのが一番だと思います。