Ubuntu10.10に入れたソフト一覧メモ(随時更新)

Ubuntuはソフトの種類を勝手に分類して振り分けてくれる

Ubuntuでソフトウェアをインストールすると、画面左上の「アプリケーション」メニュー内に格納してくれます。Windowsでは、スタートメニュー内の「アプリケーション」に当たるわけですが、Windowsとは異なり、ソフトのジャンル毎に分けてくれます。必要なソフトへのアクセスがわかり易く、使いやすいです。
以下、メニュー内の分類に沿って追加したソフトのメモ。

アクセサリ

Giten 日本語辞典

日本語環境セットアップ・ヘルパーでmozcなどと一緒に入れました。

インターネット

Mozilla Thunderbird

現在version3.1。メーラーは標準で「Evolutionメール」というのがありますが、gmailユーザーである私にはThunderbirdが最適です。
Thunderbirdの利点は、gmailのアカウントとパスワードを設定するだけで、ブラウザで使用するのと同じフォルダ構成と、メールの振り分けをおこなってくれる点にあります。
EvolutionメールではSMTPサーバーやPOPサーバーなどの設定も行わなければならず、少々面倒です。もっとも、メーラーの設定は、このような設定を行わなければならないのが普通であり、Thunderbirdの方が簡単すぎるのですが。
また、Evolutionメールではすべて「受信フォルダ」に入ってしまい、別に分類しなければならなりません。

Skype

言わずとしれたチャット・IP電話/TV電話ソフト。
ただし、Windows版より使い勝手は劣ります。
IP電話をかける機能の方に重点が置かれている印象で、チャットをメインに使っている自分にとっては使いにくいです。
メニュー項目の表記が意味不明(独自用語が多い。「会議通話」「リクエスト」など)のため、目的のグループでチャットが開始されて初めて、自分も安心して書き込みができる状態。
一度チャットが始まれば、それをブックマークすることでその後の使い勝手は改善されるのですが。
こういうインターフェイスは、OSが異なっても共通にしておいて欲しいものです。

オフィス

FreeMind

フリーのマインドマップ作成ソフト。Windows版もあり、使い方は共通。問題を整理するのに重宝します。

Adobe Reader

とりあえず、無いと困るものの10指に入るソフトですね。

グラフィックス

画像周りのソフトはここで紹介されているものを入れました。

GIMP 画像エディタ

画像処理においてPhotoshop級の機能を持つと言われているソフト。Windows版もありますが、Linux用のGIMPの方がはるかに軽快に動きます。
ただし、Photoshopのように、マクロを記録する、という機能はありません。

phatch PHoto bBATCH Processor

GIMPにはない、定型画像処理を行うソフト。デジカメでとった写真をまとめてWebで使えるサイズに解像度を縮小したりするときに使います。

UFRaw, RAWStudio

デジタル一眼レフカメラなどで撮影したRAWデータの処理ソフト。まだ使ってません。というより、今のところRAWデータで保存できるデジカメを持ってません。

gThumb画像ビューア

縦横比を指定して画像をトリミングできるソフト、らしいです。

ゲーム

今のところ追加では何も入れていません。

サウンドとビデオ

libdvdread4とlibdvdcss2

これがないと市販のDVDを視聴することができません。
インストール方法はこちらを参考に。

gxine

デフォルトでインストールされている動画プレイヤー(totem)は、DVDを再生した時の画質が悪すぎるので、フルスクリーンで表示してもそれほど画質が悪くならないgxineをインストールしました。
他にVLCメディアプレーヤも入れてみましたが、画質はgxineと同じくらいでした。

DVDの画質は、Windowsでの再生と比較すると、残念ながらあまり良いものではありません。もっとも、音質なども含めて、今後は、DVDやブルーレイを見る際はデジタルテレビを使うほうが良いのかもしれません。

その他、システム関連

日本語入力関連

これは、画面左上のメニューの、「システム」から、
システム>システム管理>日本語環境セットアップ・ヘルパー 
の順にたどって、まとめてインストールするのが簡単です。
Googleが作った日本語入力環境、「mozc」は、携帯電話のように入力予測変換を行ってくれます。
ただし、変換候補が表示される小ウィンドウにマウスカーソルが触れると、瞬間的に入力中の文字が消えるので注意が必要です。

IPAフォント」は、Windows標準のMSフォントに比べて、はるかに文字のデザインが綺麗です。Macのフォントは、Mac自体を持っていないのでよく知りません。MacBook Air 11インチ欲しい!ですねー。

Flashプレーヤ

Webを閲覧する際、必要であることは言わずもがな。

プリンタドライバー

これはしっかり検索して、何をインストールすべきか調査をすることを推奨します。
私の場合、プリンターはCanonのPixas MP500。これのドライバーは、欧米で売っているPixma MP500のドライバーをインストールするわけですが、「推奨」ではない方のドライバーを入れないと、B版用紙など、日本独自の印刷条件に対応してくれません。

AVG

念のためアンチウイルスソフトも入れました。Ubuntu経由Windows行きで感染させちゃマズイっしょ、とか、シェアが増えたらUbuntuだって危ないから。という話があるので。
Linux用のアンチウイルスソフトは、CalmAV、avast、AVGが有名どころのようです。ソフトウェアセンターで入手できるのはCalmAVで、他の二つはサイトからダウンロードしてインストールします。初めてWindowsっぽいインストールの仕方が出てきました。
ちなみにAVGは、ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストールでき、その後はコマンドラインを使ってアップデートとかするみたいです。

(追記)
インストール後、Firefoxがまともに動かなくなり、AVGを削除しました。
削除はSynapticパッケージ・マネージャーから実行。