Ubuntuはソフトの種類を勝手に分類して振り分けてくれる
Ubuntuでソフトウェアをインストールすると、画面左上の「アプリケーション」メニュー内に格納してくれます。Windowsでは、スタートメニュー内の「アプリケーション」に当たるわけですが、Windowsとは異なり、ソフトのジャンル毎に分けてくれます。必要なソフトへのアクセスがわかり易く、使いやすいです。
以下、メニュー内の分類に沿って追加したソフトのメモ。
アクセサリ
Giten 日本語辞典
日本語環境セットアップ・ヘルパーでmozcなどと一緒に入れました。
インターネット
Mozilla Thunderbird
現在version3.1。メーラーは標準で「Evolutionメール」というのがありますが、gmailユーザーである私にはThunderbirdが最適です。
Thunderbirdの利点は、gmailのアカウントとパスワードを設定するだけで、ブラウザで使用するのと同じフォルダ構成と、メールの振り分けをおこなってくれる点にあります。
EvolutionメールではSMTPサーバーやPOPサーバーなどの設定も行わなければならず、少々面倒です。もっとも、メーラーの設定は、このような設定を行わなければならないのが普通であり、Thunderbirdの方が簡単すぎるのですが。
また、Evolutionメールではすべて「受信フォルダ」に入ってしまい、別に分類しなければならなりません。
オフィス
Adobe Reader
とりあえず、無いと困るものの10指に入るソフトですね。
グラフィックス
GIMP 画像エディタ
画像処理においてPhotoshop級の機能を持つと言われているソフト。Windows版もありますが、Linux用のGIMPの方がはるかに軽快に動きます。
ただし、Photoshopのように、マクロを記録する、という機能はありません。
UFRaw, RAWStudio
デジタル一眼レフカメラなどで撮影したRAWデータの処理ソフト。まだ使ってません。というより、今のところRAWデータで保存できるデジカメを持ってません。
gThumb画像ビューア
縦横比を指定して画像をトリミングできるソフト、らしいです。
ゲーム
今のところ追加では何も入れていません。
サウンドとビデオ
libdvdread4とlibdvdcss2
これがないと市販のDVDを視聴することができません。
インストール方法はこちらを参考に。
その他、システム関連
日本語入力関連
これは、画面左上のメニューの、「システム」から、
システム>システム管理>日本語環境セットアップ・ヘルパー
の順にたどって、まとめてインストールするのが簡単です。
Googleが作った日本語入力環境、「mozc」は、携帯電話のように入力予測変換を行ってくれます。
ただし、変換候補が表示される小ウィンドウにマウスカーソルが触れると、瞬間的に入力中の文字が消えるので注意が必要です。
「IPAフォント」は、Windows標準のMSフォントに比べて、はるかに文字のデザインが綺麗です。Macのフォントは、Mac自体を持っていないのでよく知りません。MacBook Air 11インチ欲しい!ですねー。
Flashプレーヤ
Webを閲覧する際、必要であることは言わずもがな。
プリンタドライバー
これはしっかり検索して、何をインストールすべきか調査をすることを推奨します。
私の場合、プリンターはCanonのPixas MP500。これのドライバーは、欧米で売っているPixma MP500のドライバーをインストールするわけですが、「推奨」ではない方のドライバーを入れないと、B版用紙など、日本独自の印刷条件に対応してくれません。
AVG
念のためアンチウイルスソフトも入れました。Ubuntu経由Windows行きで感染させちゃマズイっしょ、とか、シェアが増えたらUbuntuだって危ないから。という話があるので。
Linux用のアンチウイルスソフトは、CalmAV、avast、AVGが有名どころのようです。ソフトウェアセンターで入手できるのはCalmAVで、他の二つはサイトからダウンロードしてインストールします。初めてWindowsっぽいインストールの仕方が出てきました。
ちなみにAVGは、ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストールでき、その後はコマンドラインを使ってアップデートとかするみたいです。
(追記)
インストール後、Firefoxがまともに動かなくなり、AVGを削除しました。
削除はSynapticパッケージ・マネージャーから実行。